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湯の道の紹介
湯の道の紹介

一里野温泉から岩間温泉の湯元までの道のりは「湯の道」と呼ばれています。なんとこの道路のアスファルトの下に直径10センチの送湯管が埋められており、この道路の下を常に毎分500リットルもの熱い源泉が約10キロもの長い距離を流れ続けているのです。これは日本一長い温泉の送湯管です。温泉開拓者の山崎信一が切り開いた道沿いには見所もいろいろとあります。

六方石の岩壁と水
六方石の岩壁と水

旅館より徒歩30分。六方石とは白山の溶岩が固まる時に六角形にひび割れてできた岩のことです。この六方石の見事な岩壁が道の両脇に立ちはだかります。

湯元の露天風呂
湯元の露天風呂

旅館より徒歩1時間。平坦な広い道を行くと岩間温泉の源泉がある湯谷に到着します。湯気があちこちで上がるその谷には野ざらしの野天風呂やヒュッテ、 温泉卵作り場があります。ヒュッテにはトイレも完備しており、水場もあります。

噴泉塔
噴泉塔

旅館より徒歩90分。岩間温泉の湯元より登山道を川岸まで下ります。川を渡ると、日本でもここでしか見られない熱湯が噴き出す不思議な岩が点在します。

温泉卵作り場
温泉卵作り場

カゴに入れて、30分以上待てば、トロトロの温泉卵が完成。長く浸けておけばおくほど、塩分が染みこみ、美味しくなります。

霞滝
霞滝

旅館より徒歩50分。湯谷の温泉が混じった川の流れが真っ逆さまに落ちる霞滝の滝壺には温泉が湧いています。その湯気で霞が掛かっているように見えるので霞滝と呼ばれます。

あずき壁
あずき壁

太古の昔から人々は岩間温泉に湯治に行きましたが、このあずき壁は当時の難所でちゃんとした道がなく、この崖をはうようにして、行ったそうです。

尾添川の眺望
尾添川の眺望

一里野から車で5分ほど。振り返ると眼下に尾添川の眺望が開けます。

三ツ又見下ろし
三ツ又見下ろし

三つの川が交わる珍しい三ツ又が見下ろせます。現在はダムになっています。川向こうには白山スーパー林道が走っています。

丸石谷口
丸石谷口

丸石谷川の眺望が開ける場所です。川の向こうには湯の道が続くのが見え、その下には運が良ければ、「きまぐれ滝」が見えます。

きまぐれ滝
きまぐれ滝

発電所の放水によって、一時的にできる「きまぐれ滝」の左手あたりは、道路がなかった当時に歩いていた登山道があった場所です。

金山谷の水
金山谷の水

江戸時代には金が採掘された谷で金山谷と言われています。ここの擁壁から水が出ていますが、これは湧き水で、金の成分がとけ込んでいるのか、とてもおいしいと評判です。